2015年9月の北近畿〜山陰方面の旅ですが、まずは京都丹後鉄道…
福知山からの「あおまつ」で宮津に到着。ココからいよいよ本日のメイン
である「あかまつ」に乗り換えです。
「あかまつ」の方は310円の乗車整理券が必要。
ネットで申し込んで、引き換えは同社の主要駅で出来るという事で、
福知山を出る時に頂いてきました。車内で乗車証明証も配られます。
駅弁も同様にネット予約が出来るという事で、宮津で買えるモノを予約
しておきました。お店の方が届けてくれます。…1個ですいません。
しかし売店(JRじゃないのにKiosk)をよく見たら、現地で買えるモノ
も幾つか取り扱いがあるようです。
程なくして 「あかまつ」が入線。始発は西舞鶴です。…あれ?白いぞ。
2両編成で前に連結される白いのは、お揃いのデザインではあるもの
の、一般車両です。「あかまつ」は後方に繋がってました。
…白い方は「しろまつ」というのかと思ったら、そうでもナイらしい。
京都丹後鉄道には、他に車内でスイーツなどが出る「くろまつ」という
のも存在します。…コノ辺は次回の課題という事で。
■宮津1110---豊岡1250 丹後あかまつ1号
では早速乗ってみましょう。路線図は「あおまつ」とお揃いの色違い。
…同じ角度に撮るのに苦労しましたが。
こちらは一般車両と分けてあるだけに、純粋な観光列車です。
…じいさん団体が占拠してて、既にアルコールくさいのですが、
アテンダントさん曰く「皆さん次の天橋立で降りられますよ」との事。
じゃあ暫く待って、詳しくは天橋立を出てからにしましょうか。
約5分で天橋立に到着。ココで15分ほど停まりますし、団体の爺さん
たちが全部降りたので、車内や駅の情景なども併せて、色々と見学
してみましょう。
「あおまつ」と同じく、トイレの部分に大きなロゴがあり、内装としては
カラーコルトンで沿線風景が並べてあります。
販売カウンターは、カフェという感じではなくグッズ程度でしょうか?
そしてまぁ…よく見る感じのインテリア。豊岡方向に向かって右側が海
なので、窓側向きのカウンターは右側にあります。
コレまたよくある本棚ですが、大抵は本の大きさの事を考えてナイと
言うか大きな図鑑などが入らないサイズな気がしてきました
(他の会社の水戸岡デザインも然り)。
…ダボの位置で高さを調整出来るようになってたらイイのにね。
窓上の「天袋」は収納スペースなので、グッズの在庫などを入れておく
のに便利なようでした(アテンダントさんが開け閉めしてた)。
停車中に、京都発の特急「はしだて1号」が追い付きました。
ココからの乗り継ぎも可能なダイヤになってねようですね。
…まだまだ使えそうな381系。伯備線へでも持って行ったらどうかな?
アテンダントさんから「天橋立からは(あんた1人の)貸切ですよ」
と言われてましたが、飛び込みで親子連れさんが1組乗車。
ソレでも贅沢な使い方の出来る状況で天橋立を発車です。
…程なくして右側に、天橋立の内海である阿蘇海が広がります。
向こうに見えるのが砂洲でしょう。
という事で、無駄にガラ空きで快適な「丹後あかまつ」の旅、まだまだ
続きます。… 列車は与謝野という駅に停まってました。
…あれ?ココって鉄道資料館のある駅だよな?
以前は野田川、更に前は丹後山田とか言ったような記憶がありますが、
Willerグループに経営移管した時に、また駅名が変わったようです。
ココで、先程の「あおまつ」に出会いました。
営業区間は天橋立までですが、ココまで回送&留置されるようです。
そろそろお昼という事で、先程宮津
で配達して貰った駅弁を開けます。
いわしの握り寿司です。
京都丹後鉄道の公式サイトから、
宮津と天橋立などの駅で駅弁が
予約出来るのですが…
「1個から受け付け」ってのが
コレしか無かったんですよ。
…同じのを2個食べるってのも芸がナイし、今回も乗ってるだけで
然程の体力を使いませんので。ネギが大量に載ってるのが嬉しい
一品でした。
続く丹後大宮で上下交換。
やはり一般の列車からの「見られる優越感」ってのは楽しいモノです。
貫通扉のガラスに貼ってある「赤松」の切り文字も面白いでしょ?
そろそろ車窓にも飽きてきたので、備え付けの本棚から色々と読んで
みます。…やはり鉄道雑誌が置いてあるのはお約束でしょうか?
コレ見よがしに付箋が貼ってあるページを開いたら、同社の記事
でした。…他にご当地の民話を紹介した絵本などを読んで過ごす。
そうこうするうち、円山川に掛かる鉄橋を渡って終点の豊岡です。
…京都丹後鉄道のホームから見た
JRの豊岡駅が、何とも言えず
昭和な雰囲気だったので一枚。
ついでの事に白黒化してみました。
こんな国鉄な駅名標が、西日本
エリアにも残ってたとは。
キハの窓枠改造に気付かなければ、
ホントに昭和50年代の雰囲気でしょ?
そんな感じで再び山陰本線に乗り、更に西へ進みます。
当日はコノ後、余部鉄橋の保存施設を見て松江で一泊。翌日に木次線
の「奥出雲おろち号」へと繋がる旅でした。
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