2015年9月の終盤、全国制覇も後は微妙な区間しか残ってナイので、
一度「観光列車メインで」という事を考え付いて、山陰の方へ行って
きました。その前半が京都丹後鉄道で「あおまつ」→「あかまつ」の
リレー旅だったワケです。
 
十五夜イベントの翌朝から出発なので、奈良には戻らず名古屋に一泊
して新幹線で出発です。 …成り行き上、わんわんお様も同行する事に
なってしまいましたが。
 
そんな感じで京都です。生憎の雨ですが、ココから山陰本線に
乗り換えて、まずは福知山まで行きましょう。
■京都0836---福知山0953 特急「きのさき３号」
…後の３両は綾部から小浜線に入る「まいづる１号」ですが。
「きのさき」という列車名なのに福知山止まりですから、城崎温泉
には行きません。…「看板に偽りアリ」というヤツですか。
愛称を煩雑にしないためなんでしょうが、何か納得が行かないぞ。
 
さて福知山に到着。隣のホームで、新大阪発の「こうのとり１号」に
連絡します。…城崎へ行きたけりゃ乗り換えろって事か。
…今では完全引退した381系ですが、コノ当時はまだ走ってました。
しかしなあ。番号を改番（何故1000番台なのか謎）するのはイイとして
その「やっつけ仕事」は如何なモノか？
…もうすぐ捨てるからカネも手間も掛けないって事でしょうが。
 
という事で、まずは福知山でＪＲを下車。ココから京都丹後鉄道です。
…取材時の少し前に経営がWillerグループに変わって、社名も変わった
んでしたね。移管後は初めて来ました。
近い所から攻めて行こうという事なのでまた段々とハードルが高くなる
のは予想が付きますが。
そんな感じで、まずはココから宮津まで「丹後あおまつ」に乗ります。
 
…見慣れた「北近畿タンゴ鉄道」の車両が、見ての通り青いです。
そしてコレまた、見慣れたと言うか些か食傷気味の水戸岡デザイン。
 
車内はこんな感じ。
木材を多用したインテリアと、ドコかに飾り棚と本棚を置く間取りは、
もはや「お約束」となりました。…ヒネれよ水戸岡！
と言うか、彼自身が飽きてきたのかも知れませんね。「鉄道車両の
プロデュースはコレが最後」というのを何度か聞いた気がするけど、
気が付いたらまた何かやってる…狼少年状態ですがな。
…脱線しました。
「あおまつ」の方は観光列車ではありますが、特別料金は要らず
普通運賃だけで利用出来るし、そもそもが運転間隔の空いてる路線
なので、ビジネス利用のようなお客も多い感じでした。
…だから平日なのに結構な混み具合です。入線も早いようで。
■福知山1007---宮津1051 丹後あおまつ１号
 
という事で、私が乗ろうとしたら、優先席しか空いてませんでした。
「かぶり付きスポット」だし大きなテーブルがあるしで、結構快適。
…まぁ必要があれば譲ったらイイでしょ？
切符は乗り換えた先の豊岡までです。今回は片道なのでフリー切符
の類は使いません。
 
観光列車らしくアテンダントさんが乗務しており、沿線…大江山などの
観光案内とカフェの営業がありました。
…一段落（何が？）した所で朝のティータイム。コーヒーと「きんつば」
のセットを購入し、わんわんお様にもお供えしてから頂きます。
 
宮福線は単線区間なので、途中で何度か上下交換がありました。
タンゴディスカバリーですか。
聞いたハナシですが豊岡真澄さんは南田マネージャーに言わせると、
「列車に例えるとタンゴディスカバリー」なんだそうです。
…他社の事はよく分からん。「小柄である」って事ですか？
そんな感じで、約45分で宮津に到着。
「あおまつ」の運転区間としては次の天橋立までですが、ココで下車。
約20分の連絡で、次は「丹後あかまつ」に乗り換えます。
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