猫ヨシヨシ日記 #009
The diary of "Cat yoshi-yoshi" #009

 地  点  名  所 在 地  訪問年月
 和歌山電鉄 伊太祈曽駅  和歌山県和歌山市
2017/07
初代「たま駅長」で全国的に有名になった和歌山電鉄。まずは伊太祈曽駅よんたま駅長から訪問します。 




2017年7月の事。事ある毎に続けていた猫ヨシヨシの旅も、そろそろ
頭打ちと言うか、僅かな情報を元に訪問した所が悉く空振りという状況
が続いておりましたので、頭数は少ないけど確実な所。…という事で
和歌山電鉄2駅伊太祈曽駅貴志駅に勤務する猫駅長に会いに
行く事になりました。

という事で和歌山駅から同社の貴志川線「たま電車」に乗り、まずは
伊太祈曽から訪問するワケですが…。

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伊太祈曽駅は路線のほぼ真ん中にあって、ココに車庫と同社の本社
も置かれています。

…車庫には今日お休みの電車が停まってますが、全部で6編成ある
うちの4編成が何がしかのラッピング改造車なんですよ。
だから逆に元の南海オリジナルの方がレアになってしまいました

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貴志方向から上り電車がやってきました。全ての列車ココで上下交換
するダイヤになってるそうですよ。

車両は最新ラッピング「うめ星電車」だそうで、紀州名産の梅と、
三戸岡つながりと言うのか「ななつ星」のパロデイでもあるらしいです。
「たま電車」の白と並んで、無駄におメデタい雰囲気になりましたね。

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構内踏切を渡って駅舎に行くと仮設の売店があって、お菓子など
売ってます。…後で何か買わせて頂く事にして…猫です猫!

貴志川線の日中の運転間隔は概ね30分に1本程度なので、最低ソレ
だけ
の時間猫ヨシヨシに充てられるという事で…ぁ、また人形か

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昭和の風情が残る味のある木造駅舎ではありますが、今日の目当て
駅でなく猫!現在、同社に2匹居る猫駅長に会いに来たのたですよ。

初代たま駅長が亡くなってから、元はココの駅長(見習い)であった
ニタマ貴志駅の駅長昇格し、伊太祈曽には新たによんたま駅長
(見習い)
が 勤務するようになったらしいです。

それぞれに勤務日と公休日曜日で決まっており、同社のサイトでも
確認出来るのですが、2匹揃うのが土・日・火となります。

…何事も比較的空くであろう平日に行きたい私なのですが、火曜日で
休める所暫くナイので、7月2日の日曜日になったんですがね。

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では早速ご挨拶…。と思ったけど、めっちゃ寝てるな。

添えてある説明によると、よんたまはソノ名の通り4代目2016年生まれ
とありますから、まだまだ若手なんでしょう。

系統として、たま・ニタマ・SUNたまたま…から続いてる事になりますが、
それぞれに血の繋がりはナイようです。
しかし、もう少し名前(のたま表記)に統一性を持たせたらイイのに。

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貴志駅猫の駅長(初代たま)が居るという事が話題になり始めた頃
だと、ホームを適当にウロウロしてたりベンチで昼寝してたり…カナリ
自由かつ直接的だったらしいのですが、現在は見物人が増えすぎて
両駅とも猫用の「駅長室」なるモノが作られ、ソノ中に居るんですよ。

伊太祈曽駅猫駅長室タテ長と言うか…猫タワーがあって更に上部
サーキュレーターを配置して換気を行う構造でした。
…恐らく以前は、生け花とかを飾ってたケースだったと思われます。

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…しかし起きないねぇ。少しだけ体勢が変わって、顔が見えるようには
なりましたが。まぁってのは、そういう生き物だから仕方ありません

画像には入らないようにしましたが、やはり日曜なので見物人が多く、
中国人の団体には辟易としました。…ガラス叩くなというのに叩くし

ともあれよんたま駅長反応が薄いので、先に駅の紹介を済ませて
しまいましょう。

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恐らくは大正時代開業時から使われている木造の駅舎です。
和歌山電鉄移管後は、同社の本社もココに置かれており、年季の
入った
看板がありました。

…そして鬱陶しいので撮ってナイのですが、一時的に中国人観光客
溢れてました。駅の裏手にパーク&ライドの駐車場があり、貴志駅から
電車で来て、バスはソコへ回送する「片道だけの体験乗車」をココでも
やってるらしいのです。

貴志〜伊太祈曽片道が310円バス1台で50人として15,500円か。
同社にすれば大きな売り上げなのかも知れませんが、ぱーぱーと
ウルサくてかなわんガラス叩くな!

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初代たま死後人気が高いのか電車の顔出し看板の中に居ました。

2代目のニタマは現在、貴志駅に異動してるのですが、2013年
和歌山市の観光大使
を拝命したようで、ソノ任命書が残っています。

「アゼリニャ」って何やねん?
人間の女性が務める和歌山市の観光大使が「アゼリア」という名称
なので(花のアゼリヤが由来か?)ソコから来てるようです。
参考→http://www.wakayamakanko.com/topics/?p=5822

和歌山電鉄の猫駅長も一貫して「三毛の女の子」と決まってるからね。

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なので当然に出札窓口がありますが、普通乗車券売られておらず
(基本的には車内清算)、猫グッズの販売窓口と化しております。
何点か買いましたので、後でご紹介しましょう。

そろそろ次の列車が来るのですが、よんたま起きませんね。
辛うじて寝返りを打ったようで、向きが変わって猫耳だけ見えてます。

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待っててもキリがないので、時間があれば後で戻ってくる事にして次は
終点の貴志駅に向かいます。

改札内の仮設売店何点かのお菓子を買い、おやつとして頂きました。
箱でも売ってますが嵩張るので断念。次はニタマ駅長ですよ。



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