実物紹介@ 外観


               形式・車名…ニッサンLA-QJY31(セドリックセダン営業車)
               グレード…カスタム(タクシーインスト)
               車体色・仕様…ブラック・フロアAT・ABS装備
               エンジン…水冷直列4気筒・OHC・1998cc
               最高出力…85PS/最大トルク…17.0kg
               駆動方式…後輪駆動
               使用燃料…液化石油ガス(プロパンガス)

 ■フロント

 1991年のマイナーチェンジで、概ねこんな形に
 なってから20年、細かい仕様変更はあるものの、
 まさか21世紀になって新車で買えるとは…。
 恐らく今ある日本車の中で、最も長いこと
 外見を買えずに売ってる車種ではなかろうか?
 形が変わらないのをいい事に10年以上使ってる
 タクシー会社があったりします。

 2005年10月の地味ーなマイナーチェンジで、
 フロントウインカーがクリアレンズになりました。


 ■サイド

 上記のマイナーチェンジで、サイドウインカーも
 レンズがクリア化。前ドア近くへ移動しました。
 Cピラー(後部横の支柱)の厚みが独特のサイドビュー
 で、一部のマニアには人気があるそうな。

 サイドミラーは敢えてフェンダーを採用。
 これがドアミラーになると一気に特徴なくなるし、
 オプション扱いで追加代金が要ったりします。
 
 ※現行モデルは、衝突時の安全性の観点から
 ボンネットの形状が変更され、全てがドアミラー
 仕様となっています。
 最後のフェンダーミラー車に間に合いました。



 ■リア

 リアのデザインはホントに10年ぐらい変わってません。
 アンテナは自動車電話もどきの静電気アースです。
  別に何かのレプリカに見せたいワケじゃないけど、
 コレを持ってトランクの開閉をすると、ボディに指紋
 が付かなくていいので、先代のクラブSから流用。
 その他、歴代の乗用車には全部付けてました。

 パンパーはオプションで、同色塗装のもありますが、
 これが一番高く付くのでデフォルトの樹脂バンパー。
 どうせ元々黒なんで、これでも同色っちゃ同色である。


 ■タイヤ

 これがまた「タクシー用ラジアル」という、
 今時珍しい溝パターンの、しかも細いやつでして…
 耐久性に優れていて、低燃費でもあるのだが、
 グリップ力がないらしい…。
 もののサイトの住人によると、「早めに普通のもの
 に交換するのが身のためですよ。」との事。

 結局の所、15万キロまで使い込んで
 新しいのに履き替えました。
 …単価は普通のより高いですが、倍近く使えますね。


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