阪急電鉄の「京とれいん」ですが、初代編成で大阪梅田から京都
河原町まで乗った後、同編成の折り返し列車で再び大阪梅田へと
戻ってきました。
次は新しく加わった「京とれいん雅洛」に乗る予定です。
…そのまま京都河原町で待っててもイイ所ですが今回は近い所だし
時間にも余裕があります。尚且つ京都河原町は人が少ないものの、
地下駅なので構図が限られてしまうんですよ。
戻ったら丁度お昼時だったんですが、大晦日の梅田周辺は結構な
人出であり、大抵の飲食店が行列状態でした。
…改札内なら比較的空いてるので、駅蕎麦で昼食を済ませます。
「肉入り卵とじのあんかけ蕎麦」みたいな物でカナリ温まりました。
入線時刻が近付くと、ホームの先端部に撮り鉄さんたちが湧いて
きましたね。「京とれいん雅洛」は2019年の春から充当されてるワケ
ですが、まだまだ被写体としては新しい物のようです。

私も真似して撮ってみましょう。久し振りに上手くいった気がしますよ。
そして先程の同じ京都線の3号線ホームに収まりました。
…阪急というのは、折り返す時に運転士さんが来るまで尾灯と標識灯
を切り替えないんですよね。今回初めて知りましたが。
車両としては7000系と呼ばれる物で、主に宝塚線と神戸線で使用されて
いる、同社では最も数の多い形式のようです。
…「京とれいん」の後継車種だから京都線用の車両かと思ったら違う
らしいです。でコノ編成に限って言うと1982年の製造だそうな。
もっと新しいのかと思いましたが、やはりカナリの中古車なんですな。
「雅洛」は「がらく」と読みます。列車種別としては「快速特急」。
…先程乗った「快速特急A」の停車駅に十三を加えた状態ですね。
繰り返しですが「分ける必要性」が私にはイマイチ分かりません。
種別表示がLTD方式なので、「京とれいん雅楽」と「快速特急」が交互
に表示されるようになっておりました。
デザインも先代に比べて無駄にゴージャスと言いますか、ロゴ横には
蒔絵風のワンポイントが追加されています。
元々の7000系は他の阪急の車両と同じく3扉車なのですが、「雅洛」
に関しては真ん中の扉を埋めてあります。…そもそも阪急の2扉車は
6300系以降は造られてナイんじゃなかったかな?
…扉を埋めた部分は丸い窓になってまして、外観としてはココにまた
大きな扇のデザインが為されています。
はい、ではまたココから車内に入ります。
先代の「京とれいん」と同じく6両編成ですが、こちらは全車両が大幅
に改造されており、各号車で趣向やデザインを変えた内装です。
同社のHPなどで紹介されてるコンセプトは「乗った時から京都気分」
みたいな事だそうですが、他社では以前「乗った時から伊豆」っての
もあったような気がするぞ?
まず編成の両端に来る各先頭車が、先代「京とれいん」の中間車と
同じ ような感じの2名&4名のボックスシートです。
…しかしエントランスからしてカナリ豪華に変わりましたね。
京都の町屋風の格子には照明が入ってますし、オリジナルロゴを
入れたのれんが付きました。
座席の形状は先代「京とれいん」と同じような感じですが、モケットの
デザインが変わりました。また号車ごとにも違う物が使われており、
コレは京都方向の6号車の物です。
 
「京とれいん雅洛」の改造元である7000系は、元は阪急の一般的な
スタイルである3扉車なので、一部にロングシートの跡が残ってます。
全体をロングシートで残してあるのが2号車と5号車ですが、真ん中
の扉を埋めた部分は円形の窓になってました。
しかし号車や区画ごとにデザインが違う仕様になってるのが 楽しい
ですね。クッションを入れず「畳だけ」の部分もあったりします。
背もたれが茶色いので洋菓子のティラミスに見えましたが。
…実はコノ反対側が面白いんですが、取り敢えず先に進みます。

中間の3号車と4号車は、片側が少し角度を付けた1人掛けのシート
で、中央の丸窓部分で向かい合わせになる「集団お見合い型」という
スタイルの座席配置です。…コレまた号車ごとにモケットが違います。

そして3号車と4号車の反対側は、窓側を向いたカウンター席です。
…まぁココまでやっといて料理が出ないとか、見える風景は殆どが
京阪間の住宅地だとかいう点が残念ではありますが、特別料金が
不要な定期列車であり、超保守的な阪急電鉄には珍しい列車ですね。
ぁ、車窓風景が一定してナイので、見る人が見たら分かるかも知れ
ませんが、一部に京都河原町到着後に撮った画像も含まれています。
…今回乗ってみての結論ですが「京都河原町で折り返し待ちの時が
最も空いてる」と分かりました。往復してるから同程度の利用客が
あると思うんですが、時間帯にもよるんでしょうか?
そして車内紹介の最後に取っておいたのがコレ。…2号車と5号車の
中央部には小さな庭園があるんです。
双方とも真ん中の乗降扉を埋めた部分の片側ですが、小さいながら
雰囲気がよく表現されてると思いました。
…列車の中に庭があるって、私は余部鉄橋から墜ちた例の「お座敷
列車みやび」しか知らないんですが、他にもありますかね?
柵の向こうが玉砂利を敷き詰めたような地面になってますが、触って
みたら石と思しき物体は全て接着剤か何かで固定されてました。
…まぁ当たり前か。そのままだと散らかるし、中国人に盗まれるわな。
そんな感じで「京とれいん雅洛」は京都河原町に向けて出発してます。
各号車の乗降ドアも。格子戸をイメージしたようなデザインに改造
してありますし、竹製の犬矢来(いぬやらい…壁を保護するやつ)も
再現されてます(材質は不明)。
Wi-Fiが装備されてるのは先代の「京とれいん」と同じですが追加の
車内サービスとして、それ専用のWi-Fiにスマートフォンでアクセス
すると前方を映した動画が見れるサービスがありました。
…昔はカメラを通じて各車両のモニター画面に映してた物が進化した
のでしょうね。子供さんの退屈しのぎにはイイかも知れません。

私は先頭車に乗ってたので、スマートフォンを起動してWi-Fiに繋ぐ
より、直接見た方が早いのでソノようにします。
列車種別としては「快速特急」です。何故か先代の「京とれいん」には
無かった、車内用の停車駅案内が装備されてました。…コレもある事
に慣れてしまうとナシでは不便に感じるようになってしまいましたが。
…先程乗った「京とれいん」の「快速特急A」と違うのは十三に停まる
か否かなんですが、停まろうが通過(運転停車)しようが所用時間に
全く変化のナイ、1時間毎の平行ダイヤなんですよ。

途中駅で乗ってくる人たちを見てると、意外と観光列車だと意識してる
層は少ない感じで「あ、コレに当たったの初めてだわ。」みたいな会話
も聞けましたね。
車窓風景の1つとして挙げておくなら、阪急京都線には水無瀬付近で
東海道新幹線と平行する区間があります。
…確か同区間を高架化する工事の途中で、先に出来ていた新幹線の
道床を借りた事があったんじゃなかったかな?

という事で再びの京都河原町に到着。ココで今回の阪急電車の2本の
「京とれいん」の報告は終了です。
…結果的にフリー切符は買わず、手持ちのICカードで1往復半した事
になりますが、帰りはココから烏丸まで乗って京都市営地下鉄から
近鉄に入って奈良へ帰ったので、阪急の乗車総額は1,460円でした。
フリー切符より些か高くつきましたが、まぁ誤差の範囲でしょう。
同じ経路を何度も乗りましたが、改札を出ないで誤魔化したりしてナイ
という証拠に、ICOCAの使用履歴を表示した物を挙げておきます。
近場で手頃なんですが、特別料金の要らない定期列車だという事で
見落としてた「京とれいん」と「京とれいん雅洛」ですが。お堅い阪急
しにては思い切った企画だなと感じた事を、再度述べておきます。
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