全国「ネタ列車」乗車報告 #073
Train Reports #073

 鉄 道 会 社  列  車  名  乗 車 区 間  乗車年月
近畿日本鉄道 観光列車「つどい」A 近鉄名古屋→湯の山温泉
2019/02
湯の山温泉の告開湯1300年キャンペーンに合わせてリニューアルされた、近鉄2013系「つどい」の乗車報告です。 




2019年2月の事。岐阜県内名鉄の廃駅ノート2箇所描いて、
その日は名古屋市内に泊まりました。

翌朝近鉄名古屋駅から、新しくリニューアルされた観光列車「つどい」
に乗ります。

…同列車は元々、伊勢神宮の式年遷宮に合わせたキャンペーンで
2013年に登場したもので、コレは私も乗車経験があるのと、社員旅行
でも突発的に皆さんで乗った事がありましたね。

ソレが今回、湯の山温泉開湯1300周年という事でリニューアル
され、名古屋〜湯の山温泉で運転される事になったんだそうです。

近鉄沿線に住んでると、随所に広告がありますから気になってました
…単にラッピングを変えただけではナイ期待しておりますよ。

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そんな感じで近鉄名古屋駅です。…発車が10:06という事で、ホテルで
カナリゆっくりして駅に向かいました。ソレでも9:30には着きましたが、
改札で訊くと「入線は5分ぐらい前」との事です。

映り込みを避けるべく、遠くの発車案内を撮ったら盛大にブレました
が、表示は「貸切」となります。

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そんな感じで入ってきました。元は2000系と呼ばれる、昭和40年代
3両固定編成通勤電車です。…近鉄は形式にマイナーチェンジ
あったり、こうした観光列車に改造された場合「その車番の時点」から
形式を分ける習慣があるので、正確には2013系と言うそうな。

青を基調とした先代「つどい」の時と比べて、ダークブラウンが目立つ
色調は割とシックなイメージです。

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扉は各号車にありますが、乗車口座席のない2号車の1箇所
限られておりました。…指定券1列車全体での定員制であり、
座席指定ではナイので、並んだ順に案内される格好になります。

中吊り広告のホルダー大きなのれんが掛かってますね。
新しくなった「つどい」の売り物は、この2号車にある足湯なんですよ。

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一度に4人が腰かけられる足湯2箇所、作られています。
「電車内に足湯」ってのは、山形新幹線「とれいゆ」が有名ですが
他にありましたっけね?

利用希望者は、入口で係の人に行先と人数を告げ、整理券を貰う
仕組みになってました。

木材がまだ新しいので、足湯というより料理屋の生け簀に見えない
事もありませんが、ちょっと楽しみですね。

そして定刻に近鉄名古屋発車しました。 終点の湯の山温泉まで、
約1時間半の旅です。…しかし5分間ココまで撮るのは大変でした。

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指定券通常の特急列車と同じく1か月前から発売されますが、座席
指定はなく列車1本ごとの定員制になっています。

下段にソノ旨をが記載されてるのと、車内にある足湯についての説明
現地(湯の山温泉周辺)で使える各施設の優待証など、大き目の切符
3枚発券されております。

その足湯は乗車時に、乗り口で係の人に行先と人数を告げると、入る
時間帯が指定されるシステムになっておりました。

枠は10分刻みなので、浸かってられるのは7分程度のようです。

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私が乗ったのが1号車(名古屋寄り)でした。
運転席側キッズスペースがあります。…ココは以前と大きく変わって
ナイ感じですね。

しかし行先が湯の山温泉渋めなセレクトなので、そもそも子供さん
あまり乗ってません。そしてドアの隙間が開いて風が通るスリットも、
季節的にヤバい
のか閉められておりました

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現在は先頭になってる3号車の前方には「こども運転台」があります。
コレも以前の通りですね。説明書きを読むに、スイッチを入れると
疑似的な速度計などが一定時間作動する仕組みだと思われます。

説明書きに添えてあるイラスト「先代つどい」カラーのままだな。

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一般の座席は、2名掛けのシート窓に向いて並んでいます。以前
とは絨毯やモケットの色変わりました。…乗車率8割程度かな。

途中の停車駅四日市だけですが、臨時列車なので運転停車
あります。蟹江(だったと思う)で副本線に割と長く停まって、後続の
伊勢志摩ライナーを先に通してました。

色々と見回ってるうちに、そろそろ私が割り当てられた足湯の時間
なるようです。真ん中の2号車へ行ってみましょう。

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2号車には足湯が2箇所あって、それぞれ一度に4人が座れます。
希望者は乗車時乗り口係の人行先と人数を申告し、整理券
貰うシステムになってました。

時刻の10分前になると車内放送で呼んで貰えるので、整理券を持って
2号車のカウンターへ行き、料金100円を支払うとタオルが貰えます。

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電車内だから揺れる事があるので、濡れた座面に建つのは危険です。
座ったままで向きを変えるように。…との説明書きがありますね。

足湯の中の温泉は、毎回現地からポリタンクで汲んでくるそうで、ソレ
冷めないための装置が施されてるのでしょう。

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最近の流行りを反映して、記念写真用の小道具が色々と用意されます。

…各地でよく見る、このインスタグラムのフレームみたいなのって、
割と規格が揃ってる気がするんですが、みんな自作するんですかね?
又はインスタグラムの事務局(的な所)に言ったら用意して貰えるの?

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では実際に入ってみます。他は同席した知らない人ですが。
私は足湯に入ると、足の指目一杯に広げるクセがあるんです。

ソレなりに温まるし、物珍しさもあって楽しい気分になりますね。
名古屋線ぶっ飛ばしてる時よりは、湯の山線に入ってからノンビリ
の方がオススメかも知れません。と、7分ってのは些か短かいかな。

記念写真も撮って貰えます。…私の場合は他人にカメラを渡す場合は
大抵、画像を大きく設定しておいて後で勝手にトリミングするのが定石。
大抵は皆さん、被写体が小さいのです。

という事で、目的の1つだった足湯はクリアしました。…短時間ですが
山形遠い方にはオススメです。空いてたら「もう1回」とかアリ?

では続いて昼食の段取りにしましょうか。…時間的に些か早いですが
別にイイじゃん。てか朝を抜いてきたので。

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足湯と同じ2号車に、軽食やお土産などの販売カウンターがあります。
コレも志摩線で走ってた頃のスタイルを踏襲してますな。

…担当するのは近鉄系の車販の人ではなく湯の山温泉がある菰野町
の関係者の方でしょう。

日本酒には疎いのですが、雰囲気で利き酒セットを買ってみました。
湯上がりに飲むと回りが早いようです。
 
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お弁当近鉄名古屋駅で買ってきたんです。「しまかぜ弁当」と題した
幕の内なんですが、少しずつ摘まめるのでイイかなと思いまして。

外箱ピカチュウ親方に進呈しようかと思ったんですが、ソースや
油で汚してましまいしたので。また関西に来られた際買って下さい

しかし全行程を乗っても1時間半ほどで、足湯に入って弁当を食って
写真も撮って…をやってるとカナリ忙しいです。途中駅での通過待ち
多くして、時間を稼ぐような走り方でもイイような気がしますよ。

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近鉄名古屋を出て約40分で、近鉄四日市に到着。ココから湯の山線
に入るので、そっち側のホームに到着して7分ほど停車します。

運転停車を除いた停車駅としてはココだけですが、乗り降りも可能
ソラリー式の発車案内「団体列車」となってますね。近鉄では同趣旨
の表記
「貸切」が一般的かと思ってましたが、地域差があるのか?

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…しかしドアが開くとは思わんかった。ぃゃ乗り降りが可能だから
当たり前なんですが、乗降口2号車の1箇所に限られてるでしょ。

ソコだけ開けて後はロック掛けとけばイイ。…寒いんです!

ともあれ折角なので、ホームに降りて色々と撮ってみます
右は向かい側に入ってた湯の山線普通電車ですが、開湯1300年
ヘッドマークを付けてますね。

幕式になって使わない元の方向板ステイ観光PRに利用するのは
近鉄系では時々見られる方法イイ事だと思います。

折角だからホームに出て、始発駅の近鉄名古屋撮れなかった外観の
細部
を押さえておきましょう。

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やはり白地にブラウンという配色がシックな雰囲気ですね。
足湯があるという事で、恐らくは冬場をメインに考えられたデザイン
なのかも知れません。

…ソレはいいが、元が一般通勤型の電車なのでデッキがナイんです。
途中駅はココだけですが、開けっ放しになると寒いですよ。

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販売カウンター背中に当たる部分は、広範囲で窓が埋められてます
窓がない何があるのか?」って事を想像して萌えるのは私だけ?
ココに大きくロゴを配するのは定石でしょうな。

外観とは関係ナイですが、運転席をを覗いてみます。右の装置
確か列車無線種別を設定するやつだったと思うんですが「15」と表示
されてるから回送列車の扱いになるようです。

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列車はココから進行方向を変え湯の山線に入ります。昔から単線
支線なので、途中駅での上下交換による停車が何度かありました。

本来は普通電車30分間隔で走る所なので(昔は大阪から直通特急
もあったんですが)、ダイヤ上ある程度の無理は生じるんでしょうね。
…まぁ観光列車ってのは「遅い」ぐらいの方が楽しいものですが。

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 車窓には段々と鈴鹿山系の山並みが近づいてきました。

各種のパンフレット謎解きクイズの冊子(列車内で分かる範囲
出題で、添付されてるアンケートに答えるとグッズが貰える)などが
配布されてますが、私には時間が足りなかったですね。

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という事で定刻終点湯の山温泉駅に到着です。…やはり私には
些か時間が短かいように感じました。もっと乗ってたいですよ。

同駅の普通電車の発着は、日中改札に近い1番線だけで事足りる
ようで、「つどい」反対側の2番線夕方まで留置され、名古屋へ
戻る上り便になるようです。

湯の山温泉温泉街駅前から直で広がってるワケではなくバスで
10分ほどの距離にあるので、温泉目当てのお客バスを待って移動
する事になるようです。…私はもぅ、すぐに帰りますが。

「つどい」2013系電車は、近鉄の標準軌区間なら大抵の所は走れる
ようになってるらしく、時々大阪上本町発着ビール列車に使われたり
もするんです。…機会があればコレも狙ってみようかと思ってます。



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