2018年10月の事。関西の駅ノート設置駅の中で、エアポケット的に
忘れられた鞍馬山ケーブル(山門駅)へ行くので、久し振りに叡山電車
に乗る事になり、折角だから何回分かの記事にしてやろうという事で、
出町柳駅からスタート致しましょう。
叡山電車も暫く見ない間に萌えキャラが増えましたね。というか何かの
コラボなのかも知れませんが。…別に悪い事だとは思いません。
叡山電車に関する最近の思い出と言えば、大曽根の十五夜で同社の
社員さんだという人に矢鱈と絡まれたのと、社長(木村)が全国乗り潰し
の過程で関西周辺を回ってた時、八瀬比叡山口の駅で朝から夕方まで
張り込みをして空振りだった事などでしょうか。
…字で書くと悲惨に感じますが、今ではそれぞれイイ思い出ですよ。

出町柳駅には面白い形のホームがありました。…先が完全に鋭角!
狭い土地に無理矢理作ったんでしょうね。2両編成の電車はギリギリ
まで停まる(ドアも開く)んですが、危険なので立入禁止です。
そして当日の10月22日は、本来なら「鞍馬の火祭」の日だったようです。
…京都では割と大きな行事の1つであり、大量の見物客が押し寄せる
であろう所ですが、同年は台風の影響で中止になったようでした。
何より混雑が嫌いで、駅ノートさえ描ければいい私にとっては、逆に
有り難い状況ではあります。後で知ったんですが、鞍馬寺そのもの
にも台風の被害で参拝出来ない箇所があるらしいのですよ。

叡山電車にも趣向を凝らした車両が多数走ってます。
この731号車は開業当時の車両をイメージしたノスタルジックトレイン
のようです。気になる所ではありますが今回は…
斬新なデザインで話題になった観光列車「ひえい」に乗る事にします。
八瀬比叡山口までピストン的に運転されてて、同社の公式サイトでも
時刻表が公開されてますので、簡単に捕まえる事が出来ました。
…ぁ、入線してきました。確かにエラい事になってますね。
観光列車とは言っても、指定席もなく特別料金も要らない普通列車です。
出町柳から比叡山の麓にあたる八瀬比叡山口までを往復してますが、
観光列車目当ての団体さんに加えて途中までの一般利用者も乗るので、
平日なのに結構な混雑でした。

なので撮影は終点の八瀬比叡山口に着いてからにしました。…やはり
楕円と言うか「0…ゼロ」と言うかの斬新なデザインの妻面ですね。
1両単行の編成です。側面窓も楕円にすると南海の「ラピート」に似て
しまう所ですが、モスグリーンに金色の帯ってのが無駄な高級感です。
車内はロングシートです。親会社の京阪電車に似たデザインで、ヘッド
レストが高く取ってあり、楕円形の窓はソノ隙間の部分に来るのだな。
…乗降口付近には折りたたんで車椅子のスペースに出来る部分も
ありました。こういう設備が最初からあるのは時代的なモノでしょうね。

車内の真ん中付近には、ロングシートを分割しての立席スペースが
ありました。…「ひえい」は斬新な車両ではありますが新車ではなく
元からある700系電車の1両を改造したモノであり、元はココにも扉が
あったかのような車内配置になります。
しかし元の700系は2扉車で、真ん中付近には眺望を重視した大き目
の窓があったという事で、気持ち的な伝承の結果かも知れません。
 
在来車の改造なので、下回りの機器や基本的な性能は変わらないの
でしょう。運転席周りも昔ながらの2ハンドルです。
叡電ってのは確か減速の殆どを電気制動でやって、空気ブレーキは
最後にちょっと使うだけなんですよね。
…そしてコノような斬新な見た目に造った甲斐があったらしく、グッド
デザイン賞品の選定を受けたようです。…1両だけの特注品みたい
なのを「商品」と考えてイイのか微妙に思うんだけど。
車内販売や案内放送などがあればもぅ少し引っ張れるのですが、
乗車時間も20分ソコソコなので、車両の様子だけで精一杯でした。
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