…前日に山形県の新庄に泊まり、土砂災害で不通となっていた陸羽西線 を始発の代行バスで抜け、日本海側を北上して羽後本荘まで来ました。
ココから由利高原鉄道に乗り換えます。
元々国鉄線なので、同じ駅構内の一番端に新しい気動車が居ました。
…乗り換え時間が僅かなので、ココでは正面から撮れませんでしたが。
改札を出入りしてるヒマがないので
萌えキャラちゃんの案内に従って 整理券乗車。
…片道580円ですね。
名前は矢島こころちゃんだそうです。
■羽後本荘0900---矢島0939 普通5D
そんな感じですぐに発車。
暫くはJRと平行して走り、左へ反れます。
…「鳥海山ろく線」が路線名ですね。
ココでも吊革オーナーの制度があるんでしょうか?個々に名前が 入ってます。
居酒屋列車などのイベントにも使われるという事で、各ボックスには
作り付けのテーブルがあります。…書き物なんかにも便利ですね。
メモ取ったり、私の場合は次の行路を組んだりもしますので。
そして今年(取材時点で)に製造されたばかりの新車ですが
…ゴミ箱が年代モノの一斗缶!何と言うか素晴らしいセンスです。
約40分で終点の矢島に到着です。
…以前は「羽後矢島」って言いませんでした?
通常は行き止まりの路線に乗る場合、
往路で 色々とネタを集めて復路はその補足
の感じで 乗ってるケースが多いのですが
今回は帰りの
列車にメインのネタが
ありますから、意識としては
「ココから取材開始」なのです。
では短時間ですが、駅を見て帰りの列車に
乗りましょうか。
奈良や東京の一時的なモノと違って、流石に本場の雪国です。
ツララの大きさも半端ナイですね。
留置線には先代のおばこ列車が停まってました。
矢島駅の有名人と言えば、売店のまつこさんです。 以前に名古屋の
吹上ホールの鉄道イベントで、社長はいないけど敵情視察に
行った時にお見かけして「うわ!本人だ!」って、
若年鉄道アイドルグループ以上に驚いた事を覚えてますが…
残念ながらお留守のようでした。
仕方ナイので、こころちゃんと記念写真。
…ってか、置いてある「まつこの部屋」
というポップ、誰が作ったか容易に
想像が付くんですが…。
いつの間にか得た要らん知識ですね。
という事で、すぐに折り返しの列車が
出ます。駅の窓口で硬券の乗車券を
買って乗車。
矢島0949---羽後本荘1029 8D 「まごころ列車」
一応、観光列車的な枠に入るんでしょう。秋田おばこ(若い女性の事) 姿の
アテンダントさんが乗務して、観光案内やらグッズ販売やらの サービスがあります。
この日の担当は熊谷さん。…キレイな方ですね。
(※許可を得て撮影&掲載しています。)
雪深い土地らしく、足元は藁沓(わらぐつ)です。…リボンが可愛い。
社長も冬場はブーツの代わりにコレで行きましょう。
平日で乗客の殆どが地元の皆さん、余所者は私だけという状況なので
ヒマなのか、かなり詳しく色々と景色の解説なんかをして頂きました。
…勿論、地元のお客にも親切に接してらっしゃいます。
その熊谷さんの解説によると、線路脇のコノ手の構造物は吹雪から
列車を守る防風林だったり柵だったりするのですが、鉄道だけでなく
道路にも存在します。冬の前後に取り付け&取り外しの作業をする
のだとか。大変なハナシですね。
ココの路線で楽しみにしたのが、
鳥海山の見える風景だったんですが
雪雲に覆われたような天気なので
ドコだかよく分かりません。
ソノ旨を尋ねると、
「丁度この辺りです。お天気がいいと
こんな感じですね。」
って写真を見せて下さいました。
ありがとうございます。
という事で由利高原鉄道を堪能し、次の目的地へ向かいます。
…社長がハマるの分かりますわ。楽しい所ですよね。ちょっと遠いけど。
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