猫ヨシヨシ日記 #020
The diary of "Cat yoshi-yoshi" #020

 地  点  名  所 在 地  訪問年月
小松島ステーションパーク   徳島県小松島市
2019/01
駅跡を整備した公園を見に行ったら猫が沢山居ました!思いかげず遭遇した「突発猫ヨシヨシ」の報告です。 




2019年1月の事、阿佐海岸鉄道駅ノートを探るべく四国へ渡りました。
その翌日、帰りに寄り道した小松島ステーションパークの報告です。

ココは国鉄時代日本で一番短い路線として知られてた小松島線
終点小松島駅跡地整備した公園で、保存機関車復元された
ホーム
があると聞いて来ました。

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本物の小松島駅私が子供の頃廃止されたので、ココに来たのは
初めてであり、ネットで画像を検索しても構内やホームの様子しか出て
来ないので、駅舎がどんな感じだったか分からないんです。

看板なんかは本物の感じがしますね。割としっかりした梁で屋根が
構成され、ベンチやら改札のラッチ模した柵などが再現されてました。

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保存機関車C12 280号機です。

…やはり雨ざらしなので些か傷んでますが、調べてみると特に四国
とは縁がナイようで、SLの保存運動が盛んだった頃にドコかから
譲り受けて、この近くの図書館の敷地に置かれていたモノのようです。

20190204g.JPG 客車が1両連結されており、形式番号
など
ナイですがオハフ50型でしょう。

…こちらは私の世代だと高校生の頃
まで各地で走ってたので「保存する
には新しい
イメージです。

こんな塗装見た事ありませんが、
調べたら最初オリジナルの赤色で、
何故かピンクだった時期もあるらしい。

…そんな感じで取り敢えずは、保存車両廃線跡などに関してを先に
済ませましたが、来た時から気になってるのが猫です!

この公園を紹介したサイトやブログを断片的に調べたら、時々猫が
写り込んでるモノは見かけるものの、「公園に猫」って付き物ですから
当たり前の範囲だと思ってたんですよ。

私の基準では2匹以上居て近寄っても逃げなければ「猫ヨシヨシ場
認定」なので、ココからはカテゴリーを変えて続ける事にします。

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最初に会ったのが、このハチワレちゃん黒ちゃんでした。
1月の事ですが、イイお天気のホーム跡は暖かくて日なたぼっこ
最適なのでしょう。2匹ともしまい忘れてますな。

鉄道のホーム(を模したモノですが)の高低差って、遊ぶのにも丁度
いいのかも知れません。

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暫くして三毛ちゃんが登場。ココは機関車のサイドタンクの上ですが
黒いから熱を吸収して暖かいのかも知れません。…でも夏場は無理?

周囲を見回ってると、客車の下には明らかに猫用のお皿などがあり、
誰かがエサをあげて猫たちの溜まり場である事が分かります。

突発的猫ヨシヨシに当たって、私にとっては珍しくラッキーです。

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取り敢えず手近に居たハチワレちゃん「アゴの下ヨシヨシ」
目つきは良くナイですが、取り敢えず逃げないのでOKかなと。

あ、もう1匹シャム風のフサフサちゃんが出てきましたね。…恐らく
ココまでの4匹が、今日のホーム跡地のレギュラーメンバーでしょう。

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先程の黒ちゃんが何やら行動を開始しましたので、追跡してみます。
もはや私は「黒猫=ぱの」のイメージが強いんですが男の子でした。

公園の中央部多目的広場のようで何もない空間ですが、周囲
歩道みたいになってて、うっすらと線路を模したペイントが残ってます。

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ベンチで爪とぎ豪快な「伸び」。…私は猫と住んだ事がナイのですが
飼い猫「爪とぎはココでね!」最初に教える時はどぅするんでしょ?

そんな感じで次に、にある「たぬき広場」に移動してみました。
…より海岸に近い方で、小松島駅跡地で言えば客車区小松島
があった区画に当たると思われます。

「金長たぬき」と名付けられたたぬきさんに関する昔話などが書かれた
案内看板がありました。…恩返し系のお話みたいですね。

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のろが見たら嫉妬しそうな、巨大な金玉タヌキさんの像があります。
タヌキの銅像としては世界一の大きさなんだそうな。まぁ外国たぬき
の銅像
ってあんまり見ないけどね。

他にも周辺小さなのが幾つかあります。「おたけ」という女性名
忍者の恰好だから「くノ一」なのか?

先述の説明文では、たぬきが化ける技術の事を「化学=ばけがく」
と称してますね。同じ字でも化学反応とか酸とアルカリとかのアレとは
勿論別のモノでしょう。

たぬきの像ばかりヨシヨシしてても面白くナイので、続けてを探しに
行きますよ。

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木陰にキジトラちゃんが1匹。…更に別の場所に、先程の黒ちゃん
一緒に、左の子とは別個体キジトラちゃん2号が居ました。
コレだけ居れば、なかなか賑やかなヨシヨシ場じゃないですか。

黒ちゃん丸くなってしまう庭石にしか見えないけどね。

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と思ったら豪快なL字開脚身繕い。…ってのも体が柔らかくて
羨ましいもんです。

所でココの公園も、やはりエサやり禁止」が決められてるようです。

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…しかし何となく猫たちが集まってきたなー。という雰囲気の所へ、
ネコ缶を持ったおじさんが現れました。雰囲気を察知したという事は
毎日の事学習してるのかも知れません。

確かに客車の下にもお皿があったし、他にも誰かがエサをあげてる
事は間違いナイと思われます。
…まぁ私は余所者だし、中国人インスタ映え目当てでやってるワケ
でもありませんから、ココは好意的に見ておきましょう。

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食事中に近寄ると「んにゃっ!」と怒られるケースが多いので、遠く
から観察してみます。たぬき広場側の子たちは来なかったから、ソレ
なりにテリトリーがあるのかも知れませんね。

…最後は食後のペロペロで〆ておきましょう。

そんな感じで、単に静態保存の蒸気機関車を見に来ただけなのに、
思いがけず猫ヨシヨシに遭遇し、こっちの方を長く取る結果になって
しまいました。…またこんな「突発猫ヨシヨシ」があるといいな。



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