2016年11月、毎年恒例の木村鉄道の「秋の貸切列車シリーズ」が、
この年はJR東日本のハイグレード車両「なごみ」になったため、
まさかの抽選制となり、クジ運の悪い私は当然のように落選です。
折角なので「なごみ落選による補完」の関東ツアーという企画を考え、
まずは初日の11月24日、こんな所からスタートです。
新幹線を新横浜で降り、横浜線と京浜東北線を乗り継いで川崎まで
来ました。…当日は、関東地方の広い範囲で時ならぬ雪となり、
川崎市内もミゾレ混じりのお天気なのですが、ココからバスに乗り、
ドコへ行くのかと言いますと…
行先は鶴見線の扇町駅です。ココにも何匹かの猫が居て、猫ヨシヨシ
の駅として知られているという事を、私も知っておりました。
…お天気が怪しいのは承知の上ですが、雨の本降りとは違うし何とか
なるだろう?という感じです。
周知の事ではありますが、日中の鶴見線は運転
間隔が大きく空いており、鶴見からの扇町行は
2時間に1本。電車はすぐに折り返します。
お天気が良く、大量の猫が遊んでくれた場合は
2時間ぐらい屁でもナイのですが、今日は流石
に心配でしょ?
上のバスだと12分毎にあるし、川崎駅に荷物を
置いておけるという利点もあり、こっちを
選んだという次第です。
バスは左のようなルートを走り、約25分で終点の
三井埠頭に到着。…降りるとすぐが扇町駅でした。
やはり雨ですねぇ。2時間に1本の電車も出た直後なので、猫どころか
人の気配も全くナイのですが一応は散策開始です。
旅客営業としてはJR東日本の駅ですが、ココにはJR貨物も同居
しています。…元々が工業地帯を走る貨物メインの路線だったから
でしょう。現実に、何かの原料を運ぶんであろうホッパ車が居ますね。
ウワサでは、そのJR貨物の駅員さんが猫の管理もしてると聞いた事が
あったんですよ。…そしてホームに「エサやり禁止」の表示があるという
事は、間違いなく猫が居るという事。
ミゾレ混じりのお天気で気温も低いもんですから、なかなか見つからず
諦めて戻ろうかと思った時、やっと1匹だけ発見しました!
野良ではあるものの、何となく元は高級そうな猫ちゃんですね。
…この顔の真ん中だけ黒いカラーリングは、何模様というのでしょうか?
時間的にも丁度お昼時、そのJR貨物の人が用意したと思しき、しっとり
タイプのエサでお食事中でした。
しかしハチハレやサバ模様も然る事ながら、この顔も趣き深いデザイン
だと思います。…私は九州の817系を思い出して仕方ナイのですが。
…結局の所、今回はこの子1匹だけで終了。寒いのに&お食事時に
付き合ってくれてありがとうね。要領のいい訪問方法が分かったので、
気候のイイ時にまた見に来ようと思います。
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