2016年8月の事、近場で何かネタは
ナイものか?と探した結果、 福井県
の越前市という所に猫だらけのお寺
が存在するという事を小耳に挟んで
しまいました。
…コレは是非ともヨシヨシされに
行かなければ!という事で、ある休日
「もどき」で高速道路に乗り、福井県
を目指しました。
北陸自動車道を武生インターで降り、市内の方向へと向かいます。
…しかし「越前市」?「武生市」じゃなかったのか。
(※2005年に隣接する今立町と合併して名前が変わったようです。)

市の中心部から車で10分ほどの山裾に、御誕生寺というお寺があるの
ですが、ココが今日の目的地です。
今までの猫ヨシヨシは全て、数少ない便数の船で行く離島でしたので
こういう場所にあると言うのは新鮮な感じですが。
初代の住職さんが猫大好きだったという事で、恵まれない猫たちを
飼い始め、いつの間にか「猫の寺」という事になってしまったらしい
です。…もぅ看板からしてヤバいですね。

福井県らしく、永平寺などと同じ禅宗(曹洞宗)のお寺です。
お寺の歴史としては意外と新しく、小さなお堂としてスタートしたのが
昭和20年代。今のようなお寺の体裁になったのが平成に入ってからで、
本堂なども平成21年の建築だそうな。…先にお参りを済ませましょう。

という事で、広い境内をウロウロして…初猫発見!
…しかし、やはり夏場の午後の事、一様にダレておりますが。
現地に着いたのがお昼の1時過ぎの事。3時半になるとあるイベント?
があるというので、ソレまで適当に猫ヨシヨシして過ごす事にしましょう。
まずは事前にココでのルールを確認しておきます。

…エサの持込みが禁止なのは分かりますが、猫じゃらしもダメなのか。
何で?まぁ用意してきてナイので構いませんが。
と、猫ヨシヨシの前後には、ちゃんと手の殺菌消毒を行いましょう。
コレは「お互いのため」でしょうね。

しかしまぁ、ココでも皆さん個性的なポーズでダレてますね。
元々が活発な動きをする生き物でナイとは承知してますが、私が大抵
「昼下がり」に来る事が多いからなんでしょうか?
ぱの似の真っ黒な子が居ると思ったら、脚の先とか胸の辺り、そして
ヒゲだけ白いのね。…こういう「デザイン」というのは、どのような仕組み
で出来るのか?非常に興味があります。
御誕生寺は特に拝観料を取ってナイ
ので、ベンチの上に募金箱が置いて
ありました。
…ソコに居るんなら入れてくれた人に
ちょっと接客するとか、最低限でも箱
を見張ってるとか、そういう気はナイ
ものなんでしょうか?
ぇ、俺の知った事ではナイ?

境内には所々に「猫小屋」があって、ソコで昼寝してる子も居ました。
…しかし犬小屋と猫小屋の違いって何なんでしょう?右のようなヤツ
なら、サイズ、デザインとも一目で「猫用」と分かるのですが。
聞く所によると、コレとは別に全員の寝床がちゃんとあるらしいです。

女の子…猫ヨシヨシ〜♪
猫…何か用か?
この白茶はレオくんと言って、ココで一番の人気者なんだそうです。
この顔で!…個性的な猫が多いのは、離島と違ってみんな血縁関係
が薄そうなのと、保護したりなんかで新規参入も多いからかな?
という事で猫ヨシヨシと併せて境内の色々を見て回るに…

やはり「猫の面倒を見てる寺」という事が知れ渡ると、誰かがコッソリ
捨てに来るようなケースもあるのかも知れません。
そんな猫が居たり、子猫が産まれた場合などには、お寺で里親を募集
して欲しい人への仲介をするという事もやってるそうな。
…過去に200匹以上の仲介を手がけたそうですよ。
 
そんな事もアタマに入れながら、更に猫ヨシヨシを続けます。
この辺は「事務所の裏」グループと言うか…各猫によって好きな居場所
が決まってるような感じでした。
…タクシーでもそうですわ。病院待機が好きな人とか、一見ヒマそう
だけどホテルからの一発狙いが期待出来るJRの西口とか…
 
先述の通り、ココは拝観料を取ってナイようなので、私も些額ですが
寄付をしておく事にしましょう。…あと隣接する墓地が結構大きくて、
ソノ霊園経営から入る収入もあると思われます。
…こんな事にお礼を期待しちゃイカン(しかも猫に)のは承知しており
ますが、寝てないで何かリアクションしてくれよ。
 
折角だから、おみくじも引いておきました。色違いの小さな招き猫が
同封されています。…お、珍しく大吉ですね。そして金色は金運ですか。
「努力の結果が実を結び、地位に恵まれるでしょう。」…ホントにそう
なったらイイなあ。ここの所、努力しても報われない事が多くて。
境内には割と広いベンチとテーブル
のスペースがあり、ココは人と猫の
共用となっています。
…お坊さんに話を聞いてる家族連れ
が居ますね。夏休みの自由研究か
何かにするのだと思われます。
確かに、こんなお寺が近所にあれば
ネタとして面白いだろうなと。

のろ風のサバトラ系が割と多いのが特徴でしょうか?みな一様に人に
慣れてて、触っても特に怒らない子が多いです(当たり前か)。
…猫同士の会話って、どんな感じなんでしょうね?
「元気?」「んー、特に変わらんよ。」と、至極適当に声を当ててみます。

コレだけ猫が多い寺ですから、実物以外の猫も割と居るワケで、
ついでに色々と探してみました。
…あ、石の猫ちゃんは耳が欠けてますね。キミも避妊手術済み?

「お前はツチノコか!」というスタイルと、一番堂々としてたサバトラ君。
…「のろの父です」とか言っても通りそうな風情でしょ。…しかし数ある
猫の毛並みの中で、何でコイツらだけこんな凝ったデザインなのか?
夏場の午後の事ですから、基本的にみんなダラダラと眠たげな感じ
ですが、季節を変えて見に行ったら、また違った様子が見れるのかな?

…適当に過ごしてる感じではありますが、段々と集まってきましたね。
そして時刻は3時半になりました。
いよいよ猫たち&ギャラリーさん待望の「ごはんタイム」ですよ。

…壁に立て掛けてある謎の部品。…ってかコレはプラスチック製の雨樋
だと思いますが、コレがお皿の代わりになります。
当然の事に猫たちは「コレが出てきたら食事!」という事を学習してる
ようで、其処彼処から起きてワラワラと集まってきました。
…既に座って待ってる子も居ますね(右端)。

程なくして担当のお坊さんが登場。「ごはんだよー♪」とか言いつつ
キャットフードを配って歩きます。…カリカリではなくしっとりタイプ
のやつでした。…ぱのろよりイイもん食ってるぞ。
御誕生寺の「ごはんタイム」は、朝の7時とお昼の3時半との2回と
決まってるようです。…ソレを目当てに集まってくる見物人も多いよう
ですが、朝だと前日からの泊まりになっちゃいますからね。

…みんな慣れてるようで、割り込みもせず行儀良く並んでますね。
中には遠慮がちな子も居るだろうに、不公平はナイのでしょうか?
と、やはり食べてる最中は邪魔しないほうがイイようです。振り返って
「んにゃ!」と怒られてる人が何人か…。

そんな感じで、約5分で完食。…物凄い勢いでしたよ。
…今までの猫ヨシヨシは全部船で行く離島(しかも便数が少ない)
でしたが、このようなお寺があると知ったのは初めてで楽しかった
ですし、時間の縛りが少なく行けるという利点があるのもイイですね。
また行きたいです。
最後、一人が食後のペロペロをしつつお見送りしてくれましたよ。
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