2015年10月の事、香川県で行われた「多度津ぽっフェス」に社長が
出演するのを見たソノ翌日。高松港からフェリーで男木島(おぎじま) という瀬戸内海の小さな島へ行きました。
男木島は高松港から約8キロの沖合い、フェリーで約45分の距離に
あります。1つ手前の女木島(めぎじま)は、昔話「桃太郎」の鬼が島
のモデルとも言われるのですが、ココはスルーして男木島へ直行…。
何故ココなのか?ソレは「猫がワラワラ居る」
という情報 を掴んだからなのです。
…日頃の運の悪さとか疲れた気分とかを猫にヨシヨシして貰おう。
お天気も上々。そろそろ到着のようですね。
船の便は概ね2時間に1本。 観光客より地元の人が多く、宅配便の
ドライバーさんなんかも乗ってました。船から出てくる白いトラックは、
港湾内だけで使われるナンバーのナイやつです。
…個性的なデザインの船着場の待合室が目を引きますが、 ソレより
猫発見!早速いました。いきなりテンションが上がるじゃないですか。
次の船まで2時間と少し。猫探索の前に少し、島の様子を簡単に紹介
しておきましょう。
行政区画は香川県高松市男木町。周囲が約5km弱の小さな島です。
…コノ手の小島にありがちな感じとして、急な斜面に集落が存在し、
海岸沿いに近い小さな平地に、僅かの農地がある感じですね。
そもそもが幅の狭い瀬戸内海の事、本州も余裕で見える距離でした。
特に観光化された島ではありませんが、宿泊施設や飲食店もあります。
人口は約180人、少子化で小学校と中学校は閉校してしまいましたが、
都会から帰省してココに住む事になった家族が居るとかで、プレハブ式
ではあるものの、学校が復活したそうな。
…島の活性化にはイイ事でしょうが、税金がかかりそうなハナシです。
おじさんがノンビリと釣糸を垂れる港から集落内に入ると…
ねこねこーーーー!…早速出てきましたね。
後の小さい子は、まだ赤ちゃんなんでしょうか?
集落内は基本的に、バイク程度しか通れない坂道ばかりなので、
クルマの心配もナイんでしょう。至る所が猫だらけ。
10月とは言えイイお天気の正午ぐらい。カナリの陽射しなので日陰
の方が人気が高いようです。…見てるだけで心がヨシヨシされる気分
になりますよ。
という事で、更に探索を続けます。
三毛と茶トラが多い感じでしょうか?のろ風の鯖模様は見ませんでした。
…右の子はゴージャス系の別嬪さんに見えます(性別不明だけど)。
10月とは言え、お天気のイイ日の午後。一様にお昼寝タイムのよう
ですね。…ヒマな時のタクシー乗り場にも似たモノを感じます。
海を見つめる町のボスっぽい堂々とした猫。 近付いても全く動じない
のがスゴいです。横から撮るとシルエットがイイ感じになりました。
そして至る所に、このような貼り紙が
あります。
…ココに来るフェリーの船内も同様
でしたが、ある程度有名になると、
私のように猫目当てで来る人も多く
なり、面白がってエサで集めたりする
ケースがあるのかも知れません。
猫だらけの集落から更に坂道を登り、島に2箇所ある神社のうちの 大きい方、豊玉姫神社へとやってきました。
いかにも「離島の氏神様」という感じの場所です。やはり高い場所に
神様を祀るというのが、島社会での一般的な風習かと思われますが、
ココにも居ますね、島猫が何匹か。
…こういう所に、酔っ払った社長を連れて来るとどうなるんでしょ?
また地面に座り込んで「連れて帰るうぅぅーー!」とか、久し振りに
見たい気はしますが、撮っても公開出来ないからイイや。
ソレにしてもココの猫たちは、ホントにノンビリしてて全く動じません。
…右のやつとか、拝殿のド真ん中で堂々と昼寝しすぎでしょ。
オマエはココの宮司さんか?
そんな感じでイイお天気の小さな島で約2時間。
多数の猫に囲まれて、かなりヨシヨシ気分に浸る事が出来ました。
…そして気がついたらお昼を過ぎてました。
地場の食材を使った飲食店が何件かあるのですが、平日は概ね
予約のみという事で、飛び込みで食べれるのが、さっきのフェリー
乗り場のうどんだけという事。ソレを軽く頂いて四国を後にしました。
|
|