2015年8月の事、当時進めていた「私鉄全線乗り潰し」で、最後に
残った(と言うか忘れてた)区間として阪堺電車上町線の盲腸部分
に乗りに行きました。
…ソノ後、約半年してココは廃止されてしまったワケで、何とも皮肉な
ハナシでもあります。
概ね2本の路線がある阪堺電車の
うち、住吉から住吉公園までの
1駅区間は、朝の限られた時間帯に
数本しか走ってない…と。
…初めて阪堺線に乗ったのは高校生
の頃、途中の路面区間を適当に
途中下車しつつ、撮り鉄を兼ねての旅
でした。そして前月の木村イベントで
約25年ぶりに訪れただけの路線です。
勿論、高校生の当時は全線完乗なんて考えてもおらず、記憶を辿っても
そんな早朝に行った覚えもありません。

当時とはダイヤが違ってるかも知れませんが、
記憶にナイ以上、乗ってない可能性は
大きいもんで…。
ある日曜日の朝に、早起きして乗りに行く事
になったんですよ。という事で、天王寺へ。
電停にある発車時刻表によると、休日にココ
から出る住吉公園行き(赤丸の数字)は
7時台と8時台に4本のみ。…ソノ帰りも
存在するだろうから、全部で4往復って事で
しょうが。

浜寺方面行きを何本か見送り、やがてお目当ての電車が到着。
サラッと書いてありますが、恐らくカナリのレア表示でしょう。

流石に道路もガラ空きの路面区間、車内も空いてるので、
余裕を持って「かぶり付き」が出来ました。
…基本的に混雑や渋滞が大嫌いで、何か行動を起こす場合、ソレが
「混むか混まないか?」を真っ先に考える私なので、このような
早朝の乗り鉄は、日曜日の方が空いてるだろうと考えた結果です。
今回は珍しく大当たりでしたね。
という事で、住吉大社の近くにある線路の交差点に到着。
入る直前に、住吉の電停があります。

道路と共通の信号で一旦停止した後、ゆっくりと動き出した電車は
いよいよ住吉公園駅方面に入ります。
…分岐器が右に開通してるのが確認出来ると思いますが。
見えてきた高架の駅が、南海本線の住吉大社駅。…んー、やっぱり
コノ風景は初めて見るわ。つまりは「乗るのを忘れてた」のだな。
そんな感じで終点の住吉公園に到着しました。営業キロにして0.2km
ですって。では駅とその周辺を見てみましょう。

南海本線の住吉大社駅の高架下にあるので、ソコに連絡するように
作られた事は明白ですが…以前は日中時間帯も普通に運行されてた
のが、最近のダイヤ改正(あべのハルカスのオープン…何の関係が
あるのか?)で、このようなレア区間になっちゃったらしいです。

発車時刻表がエラい事になってます。 終電が朝の8時半前後とは。
名鉄築港線もこんな感じだったかな?
…但し、正月は住吉大社が初詣で混雑するから、ココも目一杯使う
ようですね。
下半分に大きく書いてある通り、ココの駅を出て大通りの方向へ
約70m行くと、住吉鳥居前という電停があります。
ココは日中もずっと、数分間隔で各方向行きの電車が通るので、
ソレを使えば特に不便でもなさそうなもんではありますが。

駅舎はこんな感じ。先述の通り、南海本線の駅と隣接しています。
…そして上屋内には、立ち飲み屋のようなお店が数件入ってました。
朝なので全部閉まってますが、夕方に通るとイイ雰囲気なのかしら?
と言うか、朝しか電車が来ない駅だけど人は集まるのかな?
そんな感じで、改めて地図で位置関係を確認してみますと以下のような
感じになります。まぁ確かに、歩いて移動するに充分な近さですわな。

浜寺方面からの線路が通る大通りを挟んで鎮座するのが、住吉大社
ですね。…夏祭りか何かの途中なんでしょう。屋台が沢山出てました。
…所で住吉公園と言えば私は、吉本新喜劇の名優、花紀京さんの
「仁丹」という ミニコントの一説を思い出すんです。
ホームレス役の花紀さんが警察官に職務質問されるのですが…
「ではまず住所を言いなさい。」
「大阪市住吉区…」
「はい大阪市住吉区?」
「住吉大社3ベンチ。」
「住吉大社3番地、だな。」
「ぃゃ、3ベンチ。」
「ナンやそれ?」
「住吉大社の鳥居を入ったらベンチが並んでますやろ?その3番目。」
「そんな住所あるか!」
「ほなもぅ、不定でヨロシイ。」
…すいません、ついつい脱線しました。
ともあれコレで完璧に私鉄全線完乗
ですので、やっぱり祝杯を上げないと
いけません。…朝の8時から?
しかしココは大阪、日本橋の一角に
ある24時間営業の居酒屋を覚えて
ましたのでそのまま恵比須町まで乗って、
ソコへ傾れ込んでしまいました。
…この店も、結婚してたけど家に居るのが嫌な時によく行ったなあと。
ミナミの繁華街が近いから、夜勤明けのホストみたいな兄ちゃんとか
朝からでも結構な需要があるようなんです。
という事で、至って地味ながら私鉄完乗の報告はも兼ねた阪堺上町線
の旅でした。コレが「乗車後に廃止された区間」のカテゴリーに入る
とは、当時は全く思いませんでしたけどね。
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