2014年冬の、函館近辺の乗り潰しに関して、当時の状況で「間もなく
廃止」と決まっている江差線に乗りに行きました。
…乗り鉄の前に、ちょっと早く起きて先ずは函館駅近くの朝市を見学。
まだ薄暗いうちから、沢山のお店が開いてて活気がありますね。
海産物を買えるだけじゃなく、テーブルに着いて食べれるのが在り難い。
…という事で朝からまた海鮮丼。味噌汁にもカニ身が入ってます。
すっかり構造にも慣れた函館駅。隣のホームには、北斗星を牽引して
きたであろうED79が休憩してました。
では今日は、まずコレに乗りましょう。
■函館0724---木古内0803 特急スーパー白鳥20号 函ハコ789系×9両
間もなく廃止される江差線(の末端
区間)の乗り鉄に便利な、
「ありがとう江差線フリーパス」という
のが特別に売られてましたので、
今回はコレを使用します。
函館〜江差と、木古内までの特急
自由席が2日間乗り放題で3900円。
単純に往復するだけでも元が
取れる価格設定です。
んで、先着何名かにオリジナルのホルダーが貰えるという事でした。
…別に期待してなかったのですが「ある」という事なのでゲット。
ストラップに廃止区間の駅名がデザインされてますね。 18きっぷなど
を入れるのにも便利なので、後々の乗り鉄でも使い回しておりますが。

あー…津軽海峡に朝陽が昇る。 座席前のテーブルに、青函トンネルの
通過時刻に関する案内がありました。
しかし、こんなモノを作っちゃうと、ダイヤ改正の度に貼り替える事に
なるんじゃナイのかなあと心配。
そんな感じで木古内に到着。ココでも新幹線の工事が着々と進んで
います。 先頃のダイヤ改正で、青函トンネル内の2つの海底駅と、
隣の知内駅も廃止になったんですよね。

雪国の駅らしく、構内には除雪セットが置いてありますね。
階段の白いモノは雪ではなく融雪剤の塩化カルシウムのようです。
…鉄製の階段に塩分を撒くから、サビによる腐食が激しい感じですが。
ではいよいよ、ココから最初で最後となるであろう江差線の旅です。
接続の特急からすぐの連絡で江差行きが出ました。
■木古内0808---江差0917 普通120D 函ハコ キハ40×1両
…実際の所、この列車は函館0635始発なんですが、朝市見物のため
&フリー切符で特急も使えるので、余裕かましてココから乗る事に
なりました。
発車した直後に上を通る新幹線の高架。
架線も張られて、すでに開業してるかのような雰囲気ですね。
ココから江差まで約41キロの区間が、2014年5月を以って廃止となる
区間です。
函館湾の方から松前半島を横断して日本海側へ抜けるのですが、
見た所全く同じ区間を平行する道路ってナイですよね。バス転換する
としても松前の方を迂回するとか、そんな状況になるんでしょうか?
デッキには惜別ムードが漂う広告?が。 昭和50年代ぐらいの風景?
…やっぱりこの時代が乗り鉄文化のピークだと思いますよ。

所で、北海道のキハ40に乗るといつも思うの
ですが、寒冷地の車両だから前後のデッキ
に仕切りがありますよね。
…ココを、棺桶を水平に担いだ状態で
通過して車内へ入れるもんでしょうか?
そう、映画の「鉄道員(ぽっぽや)」のラスト
近くのシーンの事なんですが。
誰か、実験するor正確な図面を元に
検討して欲しいもんです。ぇ、自分でやれ?
そんな感じで列車は山間部へと分け入てって行きます。二重窓が威力
を発揮する季節ですな。

廃止と決まってから、上はヨコミ大先生(笑)から下は私のような者
まで、ヒマな鉄ヲタが訪れる路線になっちっゃてると思われますが、
流石にまだ量的には少ないようです(取材は1月20日)。
少ない内の8割が乗り鉄と見ました。
…恐らくゴールデンウィーク辺りは
単行気動車では捌ききれないぐらい
の大混雑になると予想されます。
皆さん、何回経験しても学習出来ない
んですよね。路線でなく列車にしても
そうですが、廃止される事実は半年
ぐらい前から発表されるワケでしょ?
何でソノぐらいに乗っとかん?
…春の18シーズンでも危ない。
だから1月に来て正解でしたわ。
…そんな優越感を感じて乗ってます。
途中の湯ノ岱で上下交換。対向列車も
雪だるま状態です。 …あー、こんな
感じの風景を求めてました。関西辺り
に住んでると滅多に見れませんから。
…理想としては、DD51+旧型客車ぐらいの頃に見たかったのですが。
桂岡は北海道独特の車掌室駅舎です。これから先もこんな駅も少なく
なるのかなあ?…その辺の報告は歩王さんに頑張って頂きましょう。
終点一つ手前の上ノ国を過ぎると日本海側へ出て、少しだけ海岸線を
走ります。
んで終点の江差に到着。
…吹雪ぃぃーー!
数少ない乗り鉄さんたちと下車。
寒いけど地味な達成感で一杯です。
ココは行き止まりなので戻るしかナイ
のですが、折り返すまで約1時間あり
ますので、 結構な雪ではありますが
周囲の散策に行ってみましょう。

駅舎内には「ようこそ」の文字と新幹線の絵が入った看板が目立ちます。
新幹線が開通する(って木古内辺りですが)頃にはコノ駅は存在しない
ワケで、些かの矛盾を感じると言うか…「ようこそ」もヘッタクレもない
ですよね。

…ソレにしても、歩王さんのブログにある通り、
新幹線の車両デザインが怪しさ満点です。
北海道は確かE5系をベースにしたモノに
なるんでしょ?
例えるなら、へきゑさんが赤制服を着たような
違和感でしょうか?
(いい悪いじゃなくて、あくまで「違和感」ね。)
一般向けに適当に処理した感じと言うか…。
って事で着いたのはイイものの、
折り返すまで約1時間あるワケ
でしてこんな平日&午前中&吹雪
の天候で、何か時間が潰せるアテが
あるんでしょうか?
取り敢えず、駅を出て道なりに坂を
下り、海へ出てみましょう。 …近くに
海があったらソレしか選択肢がない
ケースは残念ながら多いです。
冬の漁港…ココにも演歌的な情緒がありますね。
防寒着&長靴が似合いそう。…長靴は白ね。
コノ辺ではウニやアワビが採れるようです。 んー、密漁者も居るのか。
…ツブナマコって何?ナマコの一種? (検索しても出なかった。)
暫く行くと、何やら帆船のようなものが泊まってました。
案内によると幕末期に活躍し、江差近くで沈んだ幕府の軍艦、開陽丸
を復元した施設のようです。
オランダで建造された、当時としては最新鋭の船だったらしいのですが
お休みぃぃー!月曜だったからな。近くにお店などもあるようですが、
悉く閉まってます。
食べ物屋に関しては「無駄に開いてられても困る」というか、また
食っちゃうだけなので。 まぁソコソコ歩いていい運動になったし、
別に目的があるワケじゃないので、時間が潰れたら駅に戻りましょう。
という事で、次の上り列車で函館方面
へ戻ります。
■江差1027---木古内1130 普通
4175D 函ハコ キハ40×1両
…こっちが「下り」になるんですか?
所でコノ4175Dですが、快速の表記は
ナイものの、湯ノ岱〜木古内の途中
駅を飛ばしてしまうんですよね。
理由はよく分かりません。だからココに関しては、朝8時台の次が13時台
と、5時間空く計算になります。…ヨコミ氏のように、全部降りるとなると
大変だ。堅気の社会人には無理なハナシです。
そんな感じで「乗りつぶしオンライン」の方も更新しておきましょう。
…ココは恐らく廃線後はフォーマットが更新されて、表記がなくなるかも
知れないので、今のうちにね。ってか、毎回ソノ日のうちに処理はして
おります。…「今日の日付け」を入れたかったんだけですわ。
そして早めのお昼…ぃゃ「おやつ」として、函館で買ってきた「北の家族」
を頂きます。
前回(夏)に好評だったんですよ。…誰に?私に。少量ずつながらも、
いかめし・スジコ・ホタテなどがバランスよく 入ってますね。
ちなみに、いつも時刻表を入れるのは「前回のデータの使い回しでない」
という証拠のためです。
そんな感じで木古内まで戻ってきましたので、また特急ワープです。
■木古内1143---函館1221 特急スーパー白鳥11号 函ハコ789系×9両
…が、先に貨物列車が通るという事で、ソレまでホームは閉鎖されて
ました。 新幹線が通るとトンネルは3本レールになるんでしたっけ?
北海道新幹線の開業と、ソノ同時期から問題視されたJR北海道の
経営状態の悪化。そして車両の老朽化と、私がギリギリ間に合った
「国鉄情緒」の色々が、一気に姿を消した気がせんでもありません。
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